ロシア大統領選の最終日となった17日、反政権派指導者アレクセイ・ナワリヌイ氏の陣営が「反政権行動」を呼びかけた現地時間の正午に、ロシア各地の投票所で行列ができた。ロシアの独立系メディアによると、日本や中国など在外の投票所でも、多くの人が正午に訪れたという。
モスクワの投票所は直前まで閑散としていたが、正午ごろから人が集まった。ナワリヌイ陣営は「反プーチンの正午」として、プーチン氏以外の候補者への投票などを呼びかけていた。
近くに住む男性は「呼びかけに応じた。誰にも投票せずに投票用紙を汚しただけだが、意見を表明しなければと思った」と話した。
ロシアの独立系メディアによ…
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- 【視点】
プーチンは、自分の大統領としての地位に正当性を与えるための道具として選挙を利用している。しかし、確実に当選すべく真の対抗馬を排除し、選挙民を監視・抑圧している姿を国際社会にさらけ出し、かえって自らの正当性を国際社会の目に弱体化させている。
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