「未使用に近い」ブランド財布に傷 ヤフオク出品者訴えた結末は?
米田優人
ネットオークションで、高級ブランド財布を買った。商品情報には「未使用に近い」とあったのに、受けとってみると複数の傷。購入者が、契約は不当だとして出品者を訴えた裁判の行方は――。
昨年4月。原告は、ネットオークションサイト「ヤフオク!」で「ルイ・ヴィトン」の財布を、即決価格25万円で購入した。
サイトでは、画像が8枚と「未使用に近い」などの商品情報が付されていた。
原告は、ヤフオクのメッセージ機能で出品者にたずねた。「財布の外側、内側に汚れなどがないとのことなので、予算オーバーでしたが25万円で購入しました。大丈夫ですね?」
出品者からは「中古品ですが…