祇園祭盛り上げ半世紀 浴衣姿で窓口対応

日比野容子
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 京都市下京区の京都中央信用金庫本店で16日、祇園祭を盛り上げようと、営業部の職員約50人が浴衣姿で客を出迎えた。山鉾(やまほこ)の一つ、函谷(かんこ)鉾を出す函谷鉾町に1974年に本店を移し、翌75年から続く行事。今夏で50回目になる。

 前祭(さきまつり)の山鉾巡行の17日、後祭(あとまつり)の山鉾巡行の24日にも浴衣姿で勤務する。4月に入社した駒井美咲さん(23)は藍色の地にユリが描かれた絽(ろ)の浴衣姿。「半世紀の歴史を感じながら、お客様をお出迎えしたい」

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この記事を書いた人
日比野容子
京都総局
専門・関心分野
オーバーツーリズム、歴史文化、医療・介護、クラシック音楽、スキー、料理、欧州事情など