深夜未明の大雨と氾濫 住民はどう考え、行動したのか 山形県戸沢村

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三宅梨紗子 東郷隆 大山稜
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 山形、秋田両県で大きな被害が出た大雨から1日で1週間となった。5人が亡くなり、1人の行方がわかっていない。最上川の中流が氾濫(はんらん)し広範囲が浸水した山形県戸沢村は、深夜から未明にかけて雨が激しくなり、住民は自宅にとどまるか避難所へ行くか判断を迫られた。どう考え、行動したのか。

 約1500世帯、約4千人が暮らす戸沢村では、約300戸が浸水し、少なくとも数十人がヘリコプターやボートで救助された。村によると、犠牲者やけが人はいなかった。

 村の中部に位置する蔵岡地区(約70世帯、約200人)は、地区に接する堤防が100メートルにわたって損壊し、広範囲にわたって浸水した。

 7月末、住民たちが家に流れ…

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この記事を書いた人
三宅梨紗子
ネットワーク報道本部
専門・関心分野
福祉、多文化共生
東郷隆
東京社会部|国土交通省担当
専門・関心分野
建設、防災、政治とカネ、平和