民主党大会開催地で大規模デモ ガザ即時停戦求め、ハリス氏批判も

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シカゴ=遠田寛生 下司佳代子 望月洋嗣
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 米民主党全国大会がシカゴで開幕した19日、会場周辺では、パレスチナ自治区ガザ情勢をめぐり、米政府に対する大規模な抗議活動が行われた。イスラエル支援を続けるバイデン政権は「ジェノサイド(集団殺害)」に加担しているなどと訴え、11月の大統領選で民主党の候補者となったハリス副大統領(59)への批判も相次いだ。

 抗議活動には、パレスチナの旗やバイデン政権にガザの即時停戦を求めるボードなどを持った人ら数千人が参加した。3時間ほど集会を行った後、多くの警察官が道の両端で待機するなか、会場の周りを行進した。

 昨年10月に始まったイスラエルとイスラム組織ハマスの戦闘から10カ月以上が経過した。ガザの保健省によると、ガザでの戦闘による死者は4万人を超えたとされる。

 抗議活動に参加した人たちの…

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この記事を書いた人
遠田寛生
ニューヨーク支局
専門・関心分野
大リーグなどスポーツ全般、アンチドーピング
望月洋嗣
アメリカ総局長
専門・関心分野
国際政治、紛争
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