長崎・五島市長選、出口氏が初当選、新顔3氏の争い制す

榧場勇太
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 任期満了にともなう五島市長選は1日投開票され、無所属新顔の出口太氏(49)=自民、公明推薦=が、中西大輔氏(35)=立憲推薦=、荒尾正登氏(62)の2人を破り、初当選を果たした。当日有権者数は2万9317人。投票率は60・41%(前回59・34%)だった。

 出口氏は離島航路の島民割引の継続延長のための法改正などを訴え、支持を固めた。中西氏は公共交通の充実やライドシェアの活用、荒尾氏は農林水産業の振興と子育て世帯の支援をそれぞれ訴えたが、及ばなかった。

 3期目の現職、野口市太郎市長(68)が今年3月、4選をめざさず、引退する意向を表明。選挙戦は新顔3人による激戦となった。

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この記事を書いた人
榧場勇太
長崎総局
専門・関心分野
平和、国内政治、地方自治、沖縄