立憲民主党の代表選が23日、投開票されました。候補者は野田佳彦元首相(67)、枝野幸男前代表(60)、泉健太代表(50)、吉田晴美衆院議員(52)の4人。開票の結果は。新代表は何を語ったのか。タイムラインで詳報します。
野田氏「裏金の大物議員」の選挙区に対立候補擁立
野田氏は次期衆院選に向けた候補者擁立について、「まずは裏金の大物議員(の選挙区での擁立)。安倍派、二階派の幹部のところで、きちっと有力な候補をあてていない選挙区があるので、そこをまず埋めていく。あんまり時間がないが、ここに一生懸命、力を尽くしたい」と述べた。
さらに「可能な限り、有権者に選択肢を与えて自民党にペナルティーを与えられるような環境を作るのが自分たちの使命だ」とも語った。
16:45
野田新代表、人事は「私にない刷新感をどうするか重要」
野田氏は記者会見で、新体制の人事について「私にない刷新感を骨格人事でどうするかはひとつの重要な観点だ」と語った。
16:40
野田氏「自民党と違う」
野田氏は記者会見で自民党との違いについて「選択的夫婦別姓(の導入)は明確に違うんじゃないか。(立憲民主党は)カネをかけすぎる政治に強く反対しているし、世襲制限も言っている。全然自民党と違う」と強調した。
16:35
次期衆院選の目標は「自公過半数割れ」
野田佳彦新代表は記者会見で、次期衆院選の目標について、「自公過半数割れに追い込む。野党の議席を最大化するのが現実的だ」と述べた。そのための体制作りとして、明日午前中に党人事の骨格を固め、午後の両院議員総会にはかる方針も示した。
16:30
共産や維新との関係「誠意ある対話を行っていく」
野田佳彦新代表による記者会見が始まった。共産党や日本維新の会との関係について、「明日は骨格人事などで時間を要すると思うが、それ以降は各野党にあいさつ回りをして、それをスタートに、それぞれの野党と誠意ある対話をし続けていきたい。その結果どうなるかわからないが、まず対話を誠意をもって行っていくということに尽きる」と答えた。 「選挙協力も含むのか」という質問に対しては、「誠意ある話し合いの中でどういうことになっていくかだと思う」と述べるにとどめた。
16:00
小沢一郎氏、人事を問われ「俺はもう無職の風来坊」
立憲民主党衆院議員の小沢一郎・元民主党代表は記者団に、野田氏選出について「応援したんだもん。よかった」と語った。新代表に何を期待するか問われると「(野田氏が)政権取るって言ったんでしょう。他に何もない」。新体制の人事については「わからんよ。俺はもう無職の風来坊だから」と語った。
15:55
「頑張ろう」で臨時党大会が終了
ステージ上の野田佳彦新代表を中心に国会議員らが集合。野田氏が「ここに並んだ同志たちの全員当選を目指して、『頑張ろう』でいきましょうか」と呼びかけた後、全員が野田氏のかけ声に合わせて「頑張ろう」と3回唱和。臨時党大会が終了した。
この後、野田氏の就任記者会見がある。
15:45
野田氏「明日の午前中までに人事骨格決めたい」
新代表に選出された野田氏が壇上であいさつ。「17日間の長丁場で、フェアプレーで戦っていただいた枝野さん、泉さん、吉田さん、心から感謝します。結果が出たらノーサイド。力あわせ、心あわせ、打倒自民党に向かっていきたい。本気で政権を取りにいく覚悟です」と述べた。
その上で、「戦いは今日から始まります。自民党がどういう総裁を選ぼうと、(衆院)総選挙は間違いなく早い段階で始まるでしょう。準備を今日から始めます。明日の午前中までには人事の骨格を決めたい。次のマニフェストを作るための次の内閣を作る。選挙対策本部など、今週中に全て作りたい。挙党態勢で政権を取りにいきましょう」と呼びかけた。
■野田佳彦氏が232ポイント…
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- 【視点】
決選投票を前にした決意表明の際に野田氏が語った「弱い人」についての語りが、X(旧ツイッター)で複数の人たちから違和感を持って取り上げられていました。こういう語りでした。 「教育無償化のみならず、わたくしは、医療、介護、障害者福祉など、ベ
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立憲民主党代表選2024
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