鶴岡市で市制施行100周年の式典 40年前のタイムカプセル開封
山形県鶴岡市は1日、合併前の旧鶴岡市の市制施行から100周年を迎え、市内のホテルで記念式典を開いた。
鶴岡市は1924(大正13)年10月、鶴岡町が全国で100番目に市制施行して誕生。2005年10月には鶴岡市、藤島町、羽黒町、櫛引町、朝日村、温海町の6市町村が新設合併して新鶴岡市が発足した。合併当時の人口は約14万2千人だったが、現在は約11万7千人(8月末現在)。
記念式典で、皆川治市長は「来年は平成の大合併から20周年。大いなる自然と歴史を尊び、新たな産業をおこし、創造と伝統のまちを発展させていかなければならない」などと式辞を述べた。
市が市制施行60周年の1984年に市役所前に埋め、先月に掘り起こしたタイムカプセルの開封式もあった。中から、まちづくりへの提言集、流行歌のレコード、列車の時刻表などが取り出された。
埋設時に新成人だった三浦圭子さんは、40年後の新成人に宛てて収納していたメッセージを自ら読み上げ、「2024年の鶴岡は素晴らしい発展を遂げているでしょう。この町で心の豊かな青春に悔いのない生活を見つけ出し、頑張ってください」などと述べた。
収納品は3~18日、市役所のロビーで展示される。
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