裏金批判追い風、勝利の候補者ら決意新た「これほどの結果、予想外」
島崎周 三宅梨紗子
与党である自民党と公明党が議席を大幅に減らし、立憲民主党など野党が躍進した今回の衆院選。投開票から一夜明け、裏金問題への批判を追い風にして勝利を収めた候補者たちは決意を新たにした。
東京7区で8万6252票を得て当選した立憲の松尾明弘氏(49)は28日朝、小雨が降るなか、お礼を伝えるために東京都渋谷区の初台駅前に立った。道行く人から「よく頑張りましたね」「おめでとうございます」などと声をかけられ、笑顔で握手する場面もあった。
選挙では、政治資金収支報告…
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