イスラエル系モルドバ人のユダヤ教のラビ（宗教指導者）の男性が、アラブ首長国連邦（UAE）で遺体で発見された事件で、UAE内務省は24日、男性を殺害した疑いがあるとして、3人の身柄を拘束した、と発表した。ロイター通信などが伝えた。

　同内務省は、「社会の安定を脅かすすべての行為や企てに、断固とした対応を取る」との声明を発表した。また25日、逮捕したのはいずれもウズベキスタン国籍を持つ男性で、2人が28歳、1人が33歳であると明らかにした。

　イスラエルのネタニヤフ首相は24日、この事件について「反ユダヤ主義のテロだ」としたうえで、「あらゆる手段で、この殺人犯と派遣した者たちを処罰する。逃げることはできない」と述べた。

　イスラエルの首相府の発表な…