「レオ・レオーニと仲間たち」展 手紙から浮かぶ作家たちとの交友

有料記事

伊藤宏樹
[PR]

 絵本「スイミー」「フレデリック」などで知られるレオ・レオーニ(1910~99)の創作をたどる「レオ・レオーニと仲間たち」(板橋区立美術館、朝日新聞社主催)が東京の同美術館で開かれている。広告や政治風刺画、絵画、彫刻、絵本原画、手紙など約300点を展示し、多岐にわたる活躍を紹介する。

 同館でのレオーニ展は1996年と2020年に続いて3回目。初回の準備から30年ほど続くレオ研究の集大成と位置づける。イタリア・トスカーナのレオーニ家を繰り返し訪ね、同時代を生きたアーティストたちがレオに宛てた手紙を発掘。内容や時期から、交友関係にも焦点を当てた。

 イタリアのデザイナーで絵本…

この記事は有料記事です。残り542文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません