愛知の信金に自販機16台の謎 探ってみえてきた地元への思い

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稲垣千駿
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 愛知県一宮市のいちい信用金庫尾西支店は、外観はどこにでもある金融機関だ。だが、中に入るとずらりと並んだ自動販売機が目に入る。あられに始まり、ギョーザや焼き肉用の牛肉、名刺入れまで。一風変わった取り組みには「地域の繁栄を図る」信金ならではの狙いがあった。

 「おもしろ自販機スーパー」と名付けられたコーナーに並ぶのは全16台。常温、冷蔵、冷凍に分かれており、愛知や岐阜の各地のご当地グルメや特産品など150円~7700円の計191種類(9月末時点)を扱う。全国信用金庫協会によると、全国的にも珍しい取り組みだという。

 きっかけは尾西支店の新設だ…

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この記事を書いた人
稲垣千駿
経済部|トヨタ自動車担当
専門・関心分野
自動車・証券業界、企業統治、金融政策