さつま揚げ・黒豚みそ ハンセン病の元患者へ、県から「お楽しみ便」

宮田富士男
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 鹿児島県内のハンセン病療養所の入所者や県外の療養所で暮らす県出身者に、鹿児島の特産品の詰め合わせ「ふるさとお楽しみ便」が贈られた。

 県内各地の特産品を味わってもらおうと、県が1995年から年末に特産品の詰め合わせを進呈している。今年はボンタン漬けやさつま揚げ、黒豚みそなど12品で、県内2施設、県外5施設の計80人に届ける。

 鹿屋市国立療養所・星塚敬愛園では17日に贈呈式があり、県健康増進課の大小田敦課長から自治会の山口文夫会長(75)にお楽しみ便が手渡された。53人の入所者を代表して山口会長は「今年は何が入っているかなと楽しみにしている人が多い。ありがとうございました」と述べた。

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この記事を書いた人
宮田富士男
鹿児島総局|行政、川内原発、水俣病
専門・関心分野
人権