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1930年に日本初の国立ハンセン病療養所として誕生した岡山県瀬戸内市の「長島愛生園」。ハンセン病が薬で完治するようになっても強制隔離政策は96年まで続いた。激しい差別や偏見にさらされ、人権を抑圧され… …[続きを読む]
2024年12月16日7時0分
頭から足先までメス ハンセン病患者「死亡イコール解剖」の歴史
そのなかで、「死亡イコール解剖」とまで呼ばれた解剖とはどんなものだったのか。国策や国の責任を検証した厚生労働省の「ハンセン病問題検証会議」（2005年3月）の最終報告書にもとづき、まとめた。 …
2024年12月3日18時00分
断種、堕胎、虹波、そして解剖 「優生思想との関係も明らかに」
■■国立ハンセン病資料館・内田博文館長に聞く 国立ハンセン病療養所で実施されていた大規模な入所者の解剖の実態について、強制隔離など国策による人権侵害を検証した厚生労働省の「ハンセン病問題検証会…
2024年12月3日14時00分
「死んだら解剖は当たり前」「流れ作業」 医師の要求断れない患者
者が解剖に同意した意思を示す書類「剖検願（ぼうけんねがい）」で、同意した日付に死後の日付が記入されているものが見つかった国立療養所「長島愛生園」（岡山県瀬戸内市）。 ある入所者の80代男性は朝…
2024年12月2日14時00分
世界遺産、伝えたい「記憶の場」とは？ 負の歴史含む、新カテゴリー
鈴木さんは「原爆ドームやアウシュビッツが今後、記憶の場の資産として認識されていく可能性は十分ある」と話す。 ■「人間性蹂躙の地」 日本でも記憶の場による登録を目指す場所がある。岡山県瀬戸内市の…
2024年12月2日5時00分
解剖の本人同意、死後の日付 医師らの捏造可能性、指摘 岡山のハンセン病療養所
国立ハンセン病療養所「長島愛生園」（岡山県瀬戸内市）の入所者の解剖記録から、本人が解剖に同意したとする日付が死後となっている数多くの記述が見つかった。愛生園の調査でわかった。療養所での解剖は…
2024年12月2日5時00分
真冬の海で見つかった曽祖母の遺体 80年経て浮かんだ解剖への疑念
そんな外見と感染への恐れから、患者や家族は激しい差別にさらされた。 コメさんが最愛の家族と引き裂かれたのは、遺体発見から8カ月ほど前のことだ。 末っ子が学業のために東京へ旅立ったのを見届けると…
2024年12月1日14時00分
上半身裸にされた曽祖母、最後は自死選んだ 国策で引き裂かれた無念
写っている女性は、三好さんの曽祖母・政石コメさん（1878～1941）。写真は、生前のコメさんの容姿を今に伝えるたった一つの手がかりだ。 ハンセン病を患っていたコメさんは1940（昭和15）…
2024年12月1日14時00分
解剖の本人同意に死後の日付 捏造の可能性 岡山のハンセン病療養所
国立ハンセン病療養所「長島愛生園」（岡山県瀬戸内市）の入所者の解剖記録から、本人が解剖に同意したとする日付が死後となっている数多くの記述が見つかった。愛生園の調査でわかった。療養所での解剖は…
2024年12月1日14時00分
負の歴史を記憶する、世界遺産の新カテゴリー 日本でも登録への動き
ロシアは今年、ベラルーシと共同で世界遺産登録に向けた推薦リストに「大祖国戦争の英雄たちへの追悼」を加えている。戦争中の国による推薦の動きに今後、批判が出る可能性がある。 日本でも記憶の場による…
2024年12月1日11時00分
ハンセン病生き抜いた姿を 「麦ばあの島」原画展 瀬戸内市民図書館
ける履物が使われていたこと……。細部までこだわった。■「外島保養院を描きたかった」 登場する人物は架空だが、舞台は実在の国立療養所「邑久光明園」（瀬戸内市）や、同園の前身で大阪市にあった外島保…
2024年11月27日10時35分
精神疾患、不要な長期入院なくすには 国賠訴訟を支援、古屋龍太さんに聞く
一時的な判断能力の不調を根拠に、長期の社会的入院を当然とする裁判所の精神障害者に対する差別、偏見を示したともいえるのではないでしょうか。（聞き手・森本美紀） ＊ ふるや・りゅうた １…
2024年11月26日5時00分
精神科病院で長期入院は必要か 「自由こそ治療」法制度の変革を
同地裁は24年10月1日、入院が長期化した原因として、症状のためだった可能性や、退院について家族が消極的な意向を示し病院が手続きをとることができなかった可能性などを挙げ、「意に反して長期入院を…
2024年11月24日15時00分
ハンセン病ドキュメンタリー映画 12月7日鳥取で上映
ハンセン病療養所で80年以上暮らす宮崎かづゑさんの生涯を振り返ったドキュメンタリー映画「かづゑ的」が12月7日午後2時から、鳥取市尚徳町のとりぎん文化会館で上映される。入場料は大人500円、…
2024年11月16日10時30分
公平な裁判を求めていたハンセン病患者…「特別法廷」企画展、群馬で
男性は、無実を訴える思いや支援者への感謝をつづった書簡を出していた。展示されているのは、その書簡の内容を控えたノートで、国立療養所「菊池恵楓園」（熊本県）の入所者自治会が園外で初めて公開した。…
2024年11月9日10時00分
ハンセン病を学ぼう 第1次訴訟原告らの講演会、鹿屋市で
【鹿児島】ハンセン病問題の講演会が10日、鹿屋市のリナシティかのやホールで開かれる。市内にある国立ハンセン病療養所「星塚敬愛園」で暮らす語り部の上野正子さん（97）らが話す。 上野さんは沖縄…
2024年11月5日10時00分
ハンセン病、隔離の中の隔離伝える「重監房」 歴史どう語り継ぐ
ハンセン病患者を強制隔離していた、群馬県草津町の国立療養所「栗生（くりう）楽泉園」には、反抗的だとみなされた患者が監禁される「特別病室」があった。劣悪極まりないことから「重監房」と呼ばれてお…
2024年11月4日10時55分
ハンセン病問題、終わっていない 高松の療養所、親と引き離された子たち
高松市の高松港から約８キロ沖合、白砂青松に囲まれた大島には、１９０９（明治４２）年に設立された国立ハンセン病療養所「大島青松（せいしょう）園」がある。島には療養所で働く職員の子どもらが通った…
2024年11月2日16時30分
ハンセン病療養所・長島愛生園で作品展 「入所者も頑張ってます」
ハンセン病の国立療養所「長島愛生園」（岡山県瀬戸内市）内にある愛生会館で1日、入所者や園の職員らの美術工芸作品展が始まった。四季をテーマに写真や絵画、手工芸、川柳など約120点が展示されてい…
2024年11月2日10時30分
日弁連会長、ハンセン病療養所を訪問 入所者ら「課題解決に尽力を」
日本弁護士連合会の渕上玲子会長が24日、岡山県瀬戸内市の離島、長島にあるハンセン病国立療養所の「邑久光明園」と「長島愛生園」を訪問した。入所者からハンセン病問題の課題解決へ向けた取り組みの要…
2024年10月24日21時40分
絶望の中描いた瞳、差した光 少年時代の絵、詩集表紙に ハンセン病療養所
瀬戸内海をのぞむ国立ハンセン病療養所・長島愛生園（岡山県瀬戸内市）で「長島のゴッホ」と画才をたたえられた入所者が２月、８５年の生涯を終えた。彼が少年時代に描いた絵には、また新たな命が吹き込ま…
2024年9月20日16時30分
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