特急あずさ、東京始発が1本から5本に増発 来年3月のダイヤ改定で

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小山裕一
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 JR東日本は来年3月15日のダイヤ改定で、松本と東京方面を結ぶ特急あずさの「下り」について、夕方から夜の時間帯は新宿始発を東京始発に切り替えると発表した。東京駅での新幹線や在来線からの乗り継ぎを便利にし、松本方面に向かう乗客の利便性向上を目指したという。

 JR東日本によると、松本方面に向かう下りのあずさは1日に16本あり、現在はこのうちの14本が新宿始発、1本が東京始発、1本が千葉始発になっている。来年3月のダイヤ改定では、午後5時台以降に出発する4本すべてが東京始発に切り替わる。これに伴い、下りは夕方から夜の計5本が東京始発になる。

 一方、松本から東京方面に向かう上りの16本については、早朝から午前に出発する4本が東京終点、11本が新宿終点、1本が千葉終点で、行き先に変更はない。東京駅に乗り入れる上りを増やさなかった理由について、JR東日本長野支社は「中央線の東京駅のホームに限りがあり、限られた中で快速列車の本数を確保する必要があるため」と説明している。

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