3歳の息子に布団を巻いて窒息死、母に懲役3年の実刑判決 千葉地裁

芹沢みなほ
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 当時3歳の息子に布団を巻いて窒息死させたとして、傷害致死罪に問われた永沼楓月(ふづき)被告(28)の裁判員裁判で、千葉地裁(鎌倉正和裁判長)は25日、懲役3年(求刑懲役6年)の判決を言い渡した。

 起訴状などによると、被告は2022年2月4日午後11時10~25分ごろ、千葉県我孫子市の自宅で息子の頭部を覆うように全身を布団で巻いて放置し、翌5日午前1時半ごろ、吐いた物による窒息で死亡させたとされる。

 公判で被告は、息子が大声で泣き叫んだ時に静かにさせるために布団で巻いていた、と説明。虐待を疑われて通報され、市職員の訪問を受けた経験があり、「静かにしてくれないと市職員が来てしまう」と考えていたなどと述べていた。

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