市長の年頭あいさつはメタバース パーカ姿のアバターで 京都・舞鶴

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今林弘
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 仕事始めの6日、京都府舞鶴市の鴨田秋津市長は、現実の世界ではないメタバース仮想空間)上にアバターとして登場し、年頭あいさつをした。途中でスーツからパーカ姿に変わり、43歳の若さもアピール。新しい発想をためらわずに業務に取り込むことを促すねらいという。

 市長の年頭あいさつは昨年まで、赤れんがパーク内で200人前後の職員を前に実施していた。今年は働き方改革の一環として、時間も場所も限らないメタバース上であいさつしたいと市長がリクエストした。職員には事前に告知し、この日午前8時半から職員のパソコンに約7分間の動画を配信した。

最初のアバターはスーツ姿

 動画では、昨年に市内であった行事の画像などを背景とする空間に、ネクタイにスーツ姿の市長のアバターが登場。これまでに取り組んだ政策や市の課題を紹介した。その途中で市長のアバターがパーカ姿に変わり、歩きながら「日本一働きやすい市役所を目指す」と宣言し、デジタル化の推進を説いた。

 最後は青空を背景に、今年の干支(えと)のヘビが脱皮するように、「未来に希望がもてるまちに近づくことを祈念する」と締めくくった。

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