法政大の教室に響いた「キャー」 散り散りに逃げる学生「怖かった」
御船紗子 岡田昇
法政大学多摩キャンパス(東京都町田市)で10日に起きた傷害事件。現場となった教室内にいたという学生が朝日新聞の取材に応じ、当時の状況を振り返った。
午後4時前、社会学部棟2階の大教室。社会学部2年という女性(20)は100人ほどが授業を受ける大教室の右後ろに座っていた。
「キャー!」。いきなり、自身の座る席から左側の方向からそんな女性の叫び声が聞こえた。目をやると、周りの学生が散り散りに走りながら、逃げ始めたのが見えた。逃げる人のなかには、顔に血がついた女性もいたという。
女性はわけがわからないまま…
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- 【視点】
【被害者の負傷や学生のショックも悲しいです、加害者の孤立も悲しいです】被害者の方や同室の学生さんの受けた心身の傷のことを思うと、言葉もありません。大学の学習や心理的ケアのサポートがしっかり受けられますように、そして早いご回復をと願っています
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