ボディービル視点、正義巡る悲喜劇 石田夏穂さん「ミスター・チームリーダー」

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 正義を巡る悲喜劇は、絶えず世界中で繰り広げられている。それは会社という身近な組織の中でも。石田夏穂さんの新刊「ミスター・チームリーダー」(新潮社)は、ボディービル一筋の中間管理職の悲喜こもごもな日常をシニカルに描き、人間の業をあぶり出す。

 2021年のデビュー作「我が友、スミス」は、女性会社員が…

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