(評・舞台)国立劇場「12月文楽公演」 阿古屋遣う勘十郎、見事な躍動

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 12月の文楽公演は、前半と後半が、それぞれ異なる劇場での開催。閉場した国立劇場を離れての公演は、新たな文楽ファンを増やすチャンスでもあるが、その演目の選定は存外難しい。

 第1部に、木下順二作「瓜子姫(うりこひめ)とあまんじゃく」(千歳太夫・富助ほか)、井上ひさし作「金壺親父恋達引(かなつぼおやじ…

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