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奈良県内で昭和中期まで使われた牛耕具「唐犂（からすき）」は、7世紀の「大化の改新」で導入され、約1300年間、そのままの形で使われたのではないか。そんな大胆な説を唱える歴史学者が今月上旬、同県大和郡… …[続きを読む]
2024年12月19日11時30分
熊野信仰、修験道、真言密教「山の宗教」未来語る世界遺産シンポ開催
総本山金剛峯寺（和歌山県高野町）で高野山執務公室長を務める藪邦彦さんという顔ぶれ。コーディネーター役は庶民信仰史が専門の歴史学者で九度山・真田ミュージアム名誉館長の北川央さんが務めた。 九●（…
2024年12月11日10時15分
ドイツの原爆開発、疑った米国 ワイツゼッカーの兄が悔やんだIf
去）は生前明かした。「米国が実際に原爆を使ったことで、ソ連は開発作業を早めたのだ」 ソ連による原爆開発については、米国の歴史学者デーヴィド・ホロウェイ著「スターリンと原爆」（大月書店、川上洸・…
2024年12月9日10時00分
回避論から一転、開戦に傾斜した昭和天皇 歴史学者が受けたショック
誌2023年8月号に「『百武三郎（ひゃくたけさぶろう）日記』に見る昭和天皇の対米開戦決意」との一文を寄せた。 森山は歴史学者として、日米開戦にいたる政治過程を研究。1941年の開戦前後の数年間…
2024年12月7日12時00分
（百年 未来への歴史）核の呪縛 米国が開発に成功するはずない――
去）は生前明かした。「米国が実際に原爆を使ったことで、ソ連は開発作業を早めたのだ」 ソ連による原爆開発については、米国の歴史学者デーヴィド・ホロウェイ著「スターリンと原爆」が詳しい。 米国に先…
2024年12月7日5時00分
（売れてる本）『欲望の見つけ方 お金・恋愛・キャリア』 ルーク・バージス〈著〉
■「真似をする」人間という動物 作家の著者は、文学者で歴史学者のルネ・ジラールが一九七〇年代に唱えた理論に注目する。人の欲望の本質は真似（まね）にあるという。 言語習得などの学びや高度な文化…
2024年12月7日5時00分
（現場へ！）側近が記した「昭和」２：３ 対米開戦、回避論なぜ一転
静岡県立大教授の森山優（あつし）（６２）は「日本歴史」誌２０２３年８月号に「『百武三郎（ひゃくたけさぶろう）日記』に見る昭和天皇の対米開戦決意」との一文を寄せた。歴史学者として、１９４１年の…
2024年12月4日16時30分
（リレーおぴにおん）１００年目の昭和：４ 「おふくろの味」家庭像の幻想 湯澤規子さん
おふくろの味は昭和のほんの一時期の家庭像をよしとする人たちが作った幻想にすぎず、大層なものではない。だからとらわれる必要なんてない、と苦しんでいる人には伝えたいです。（聞き手・田中聡子） …
2024年12月4日5時00分
なぜ肉じゃがが「おふくろの味」なのか そこに込められた理想と現実
「おふくろの味」と聞いて、何を思い浮かべるでしょうか。肉じゃが、母親の得意料理、ふるさとの郷土料理――。歴史地理学者の湯澤規子さんは、「『おふくろの味』は作られた幻想にすぎない」と指摘します…
2024年12月3日11時30分
親イスラエル色強める第2次トランプ政権 変容したガザ紛争はどこへ
再び米大統領に就任します。ガザでの紛争は終結に向かうのでしょうか。イランや中東各国とどのように向き合っていくのでしょう。歴史学者で、米国の中東政策を研究する小野沢透・京都大学教授に聞きました。…
2024年12月3日6時00分
大和郡山市の歴史アンバサダー 戦国大名研究の平山優さんに委嘱
奈良県大和郡山市は、武田信玄など戦国大名の研究で著名な歴史学者の平山優さん（60）に市で初めての「歴史アンバサダー」を委嘱した。郡山城は豊臣秀吉の右腕として天下統一を支えた弟・秀長の居城。2…
2024年11月28日10時15分
シスターフッドは神話なのか？ トランプ氏当選に見る女性たちの分断
「いまだに多くの差別や賃金格差がある。夫の地位向上を望む女性がいるのはそのためだ」。ノースカロライナ大チャペルヒル校の歴史学者で、第2波フェミニズムを研究するキャサリン・ターク氏は言う。「フ…
2024年11月26日10時45分
「安倍政治」の舞台裏検証 戦略的歴史観やリアリズム、残したものは
国が日本に謝罪を求め続けることを想定し、「歴史戦の道具」にはさせまいという姿勢で臨みました。 福田康夫元首相の勧めで歴史学者の五百旗頭真氏ら穏健中道派の学者5人とひそかに会合を重ねました。談話…
2024年11月24日5時00分
「安倍政治」の内幕に迫った 「宿命の子」著者、船橋洋一・元朝日新聞主筆に聞く
成にあたり、中国が日本に謝罪を求め続けることを想定し、「歴史戦の道具」にはさせまいと臨みました。 福田康夫元首相の勧めで歴史学者の五百旗頭真氏ら穏健中道派の学者５人とひそかに会合を重ねた。談話…
2024年11月24日5時00分
（売れてる本）『日ソ戦争』 麻田雅文〈著〉
戦争の被害者が加害者に、被侵略者が侵略者に変容していくプロセスについての著者の見立てをうかがってみたいと思う。 山田朗（歴史学者・明治大学教授） ＊ 中公新書・１０７８円。４月刊。９刷…
2024年11月23日5時00分
「２０１３年体制」克服し、本来の政治を 日本のとるべき道は、歴史学者・木庭顕さんに聞く
衆院選で与党大敗、だが野党の政権奪取も見通せない。混迷する日本政治をどう見るか。ギリシャ・ローマ以来の政治や法がよって立つ基盤を論じてきた歴史学者の木庭顕（こばあきら）さんに聞いた。 ■利益…
2024年11月17日5時00分
歴史学者・木庭顕さん寄稿「現在の日本における政治成立の条件」
【1】 前稿（「残骸の諸層位」世界2023年10月号）において私は、政治の概念を一旦（いったん）狭く取った（古典的なそれに限定した、つまり批判的な議論を戦わせた上で決定したことを透明な過程にお…
2024年11月16日12時00分
与党敗北も｢2013年体制」は温存 木庭顕さんが語る政治と希望
う見るか。集団によって追い詰められた個人を出発点とし、ギリシャ・ローマ以来の政治や法がよって立つ基盤を根底から論じてきた歴史学者の木庭顕（こばあきら）さんに聞いた。 ――木庭さんは「世界」昨年…
2024年11月16日12時00分
「混まない嵐山」目指して 通行規制で事故対策、住民は専用車 すいている様子、ライブ配信し誘導
情を呼び起こす石畳の古い街並みを映し出し、観光客を奥嵯峨へといざなう作戦だ。 すいているだけでなく、魅力も伝えようと歴史学者の磯田道史さんに一役買ってもらった。磯田さんが化野念仏寺や常寂光寺（…
2024年11月15日16時30分
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