2015/05/31
万田酵素、HB101の効能を検証する(3) 直前の準備
いよいよ各プランターに所定の効果を発揮する成分を配合した潅水(施肥)を行います。しかし、実際にやろうとするとまだまだやるべきことが出てきました。以下に列記します。
(1)当面の間の潅水: しばらくの間は、評価用のサボテンは植え替え直後ですので施肥は逆効果のようです。よって、半月の間は鉢表面用土が完全に乾いた段階で”水道水”を与えます。
(2)プランターの表示: 同じようなプランターが10個並んでいるだけで大変見分けがつき難いので、間違い防止のためプランター前面の見やすい位置に”表示”をしました。例えばこんな具合。 上の画像のプランター(番号を振り、「I」としました。)は、赤玉単用の用土(下表用土A)であり、潅水は「肥料なしの水」を施せば良いことになります。
また、このプランターVは、用土が私の標準栽培用土(下表用土C)であり、潅水は1000倍に希釈した万田酵素を施せば良いということになります。
(3)各成分の濃度設定: 各成分の濃度は、単用の場合各メーカー推薦濃度の中央値付近に設定しました。 1 ハイポネックス(2000倍)
2 万田酵素(1000倍)
3 HB101(5000倍)
問題は、例えばハイポネックス(HY)と万田酵素(MK)の両者を含む液です。単純にHY2000倍液と、MK1000倍液とを混合してしまうと、お互いの液が相手成分を薄め合ってしまい、混合液の濃度は両成分とも所定の濃度より低いものになってしまいます。両成分は、それぞれ独立した作用効果を有しているものと考えられますので、混合液でもHY2000倍、MK1000倍の濃度であるべきです。
プランター | 用土 | 潅水 |
I | A | 水 |
II | B | 水 |
III | C | 水 |
IV | C | ハイポネックス(HY) |
V | C | 万田酵素(MK) |
VI | C | HB101(HB) |
VII | C | HY+MK |
VIII | C | MK+HB |
IX | C | HY+HB |
X | C | HY+MK+HB |
用土のレシピ | ||
A:赤玉単用 | ||
B:赤玉(40)+軽石砂(40)+鹿沼土(15)+ゼオライト(5) | ||
C:赤玉(30)+軽石砂(30)+ゴールデン培養土(20)+鹿沼土(15)+ | ||
ゼオライト(5)牡蠣殻+薫炭+マグアンプ+オルトラン顆粒 |
これを貫徹するためには、プランターIV~Xにそれぞれ与えるべき7種類の成分/濃度を有する液を水遣り(施肥)の度に用意しなければなりません。しかし、毎回濃度調整するのは現実的ではないので、事前に作り置きをすることにしました。取り敢えず2Lのペットボトルを多数用意しました。まだ1本足りませんが…。
作り置きについて気になる点は、成分の変質です。緑変や、万田酵素の変色等が考えられます。これらは目視でわかりますので、そうなった時点で廃棄(庭木にやります。)して、作り直すことにします。
各プランターに評価用サボテンを植えたのが5月22日でしたので、初回の潅水(施肥)は6月10日前後から行う予定です。
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