2025/01/08
少し気になる「カルメン玉」
2021年12月に播種したフェロカクタス属の「カルメン玉」。播種から丸3年を経過して、球体の径は4cm程の大きさに成長しました。3本の苗が生き残っています。
カルメン玉は「Ferocuctus diguetii "carmensis」ですが、「Ferocuctus diguetii(Web,)Br.&R.」は紫禁城を表しています。
つまりカルメン玉は、フェロの中でも紫禁城に近い種類であると思料しております。
原色サボテン辞典によりますと、カルメン玉は最終的には単幹で球体の径40cm、高さ80cm程になるとされ、巨大な紫禁城に比べればやや小ぶりのサボテンになります。
これらの三苗について少し気になっているのは、成長点付近の刺色が赤く染まっていること。ネット上に掲載されているカルメン玉はかなり小さなものでも球体を覆う刺はすべて褐色で、このような赤い刺は見かけません。この赤刺はやがて退色して褐色になって行くのですが、それで良しとするのか、それとも他の赤刺種(神仙玉等)の血が混ざっているのかもう少し育てて判断したいと思っています。
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