2025/01/09
赤ら顔の家系
35年ほど前に二和園さんで購入した花牡丹。2016年頃に突如成長点が乱れ始め、球体のあちこちから子を吹き始めました。2017年頃の姿です。球体の頂部に複数の子を吹くほか下部にも子吹きが認められます。
このまま成り行きで子株を成長させても株全体としては形良い群生になりそうにもありませんので、子株は全部掻き落として挿し木発根をはかりました。
その結果、4本の子株が発根して生き残りました。それらの子株の現在の姿です。
皆それぞれに成長して球体の直径は10cmを超え、秋には開花しています。
一方、子を外した親株もそのまま育てていますが、少し元気が無いようです。4年ほど前から小さな子を吹き始めましたが、その成長は微々たるものです。7年前にすべての子を外されたので、機嫌を損ねているのでしょうか。
総じてこれらの親子株に言えることは、球体が赤みを帯びていることです。一般にサボテンが赤く変色するのは、強い陽光を浴びているケースが多いのですが、隣り合う牡丹類は普通の緑色の体色をしており、これらの花牡丹一族だけ赤いのです。赤ら顔の一族というよりほかはありません。
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