20131208 011

明日から12月、そして1週間後にはホノルルマラソンが開催される。ホノルルマラソン協会によると、今年は1995年のピーク時の34,434件のエントリー数を上回る予測だ。日本人参加者はコロナ前の70%まで回復しているそうだ。

地元ハワイからの参加ランナーは39%、61%がマラソンに参加するためにアメリカ本土や海外からハワイにやって来るランナーだ。日本からの参加ランナーはおよそ1万人で、2023年から約10%増加している。約9000人が本土からのランナーだ。

現在マラソンには22,693人がエントリーして、2023年より24%の増加となっている。10K ラン&ウォークには8,093人がエントリー、昨年より18%の増加だ。参加予定者数が順調に進んでいて、本土からの参加者が増えている。

木曜日のオンラインエントリーの締め切り前に、さらに1,600人のエントリーが見込まれている。フルマラソン、10k ラン&ウォーク、カラカウア1マイルの3つのイベントの合計参加者数は35,000人に達する見込みだ。過去最高数の達成もあるかもしれない。

過去最高数を達成した1995年のホノルルマラソンのランナーの63%が日本人だったのが、現在の日本人参加者数は半分以下の約31%に減少している。日本人とアメリカ人の参加者がほぼ逆転した形だ。日本人ランナーは50歳代が最も多いのに対して、アメリカ人参加者は若年化して20〜30歳が多くて半数以上が初めてのマラソン参加者だという。

ホノルルマラソンは制限時間がなく、参加者全員が完走できるために初心者にとって魅力的なマラソンだ。コロナ後の現象でアメリカでは、新たなランニングブームが起きている。アメリカ本土からホノルルマラソンに参加する人が増えているのはそんな背景がある。

JTBハワイによると、ホノルルマラソン関連の旅行者は2023年と比べて約30%増加しているそうだ。それにもかかわらず、年末までの日本からの観光客の予測はコロナ前2019年のレベルの約50%にしかならない。

400ドルのマラソン参加費を始め年々高くなる日本からの旅費が、多くの日本人を簡単に参加させるホノルルマラソンとなっていない。物価高と円安が改善されなければ、日本からのマラソン参加者が大幅に増えることはないだろう。

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