教団に110項目を質問へ 文科省、1日に4回目の権限行使
文部科学省は28日、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)への4回目の「報告徴収・質問権」行使を宗教法人審議会に諮問し、了承を得た。教団の組織・運営や教会の管理運営、献金などに関する約110項目について報告を求める文書を3月1日に発送し、権限を行使する。回答の締め切りは15日に設定した。
一連の手続きの実務を担う文化庁の担当者によると、今回報告を求めるのは①教団の組織・運営②教会の管理運営③信者でつくる「信徒会」④予算・決算・財産⑤献金――に関する事項。組織運営や献金については過去にも尋ねているが、これまでの教団からの回答内容を踏まえて質問事項を作ったという。
文科省幹部は「過去3回の質…