メタ、AI言語モデル「ラマ2」無料公開 資金少ない企業の活用促す

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サンフランシスコ=五十嵐大介
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 米メタは18日、文章や画像を作り出す人工知能(AI)の基盤となる新たな言語モデル「Llama(ラマ)2」を無料で公開すると発表した。対話型AI「ChatGPTチャットGPT)」を運営する米オープンAIなどが言語モデルを非公開にするなか、メタは「オープン戦略」で差別化を図る。

 メタが発表した「ラマ2」は、生成AIを支える「大規模言語モデル」と呼ばれる技術のひとつ。メタが2月に研究者向けに公開した「ラマ」より4割多いデータで訓練され、高性能とされる。無料で公開することで、外部の業者がソフト開発などに活用することができる。

 オープンAIやグーグルは安…

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この記事を書いた人
五十嵐大介
サンフランシスコ支局長兼編集委員
専門・関心分野
テクノロジー、経済、グローバリゼーション