立憲・泉代表「旧統一教会と関係のあった議員は、経緯を語るべき」
立憲民主党・泉健太代表(発言録)
(世界平和統一家庭連合〈旧統一教会〉への解散命令請求について)時間がかかりすぎた。被害は拡大していたし、遅すぎると言わざるをえない。それでも、被害者の方々の救済につながるということを前向きに捉えたいとは思う。
(過去に関係のあった自民党議員について)細田博之衆院議長が象徴的だが、政権与党と旧統一教会の関係はこれまで続いてきたものがある。過去の経緯を語ることで、どういうアプローチをされてきたのか、どんな協力の呼びかけがあったのか、どんな政策の関与があったのかが解明されるのだから、そこに協力をしてもらうべきだ。それなしに、「解散命令請求が出たから、(旧統一教会と)距離ができました」ということでは説明にならない。
(立憲民主党としては)とにかく被害者救済を急ぎたい。旧統一教会の財産保全の法律を(臨時国会の)開会後すぐに出す。与党、そして他党とも協議をし、その成立に全力を尽くしたい。
(解散命令請求のタイミングが選挙をにらんだものだとしたら)被害者がいる問題について、解散を絡めるような、そういう姿勢は厳に慎むべきだ。(記者団の取材に)