【詳報】キックバック疑惑で「差し控える」連発 松野氏、追及に防戦

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 自民党派閥の政治資金パーティーをめぐる疑惑が松野博一官房長官を直撃する中、衆参両院で8日、予算委員会の集中審議が開かれました。立憲民主党枝野幸男前代表や蓮舫氏らに追及された岸田文雄首相や松野氏はどう応じたのでしょうか。タイムラインで詳報します。

16:20

参院予算委が終了

 参院予算委員会が終わった。

16:15

共産・田村氏「疑惑の閣僚が政治の中枢、全く不適切」

 予算委とは別に国会内で、共産党の田村智子政策委員長が記者会見をした。田村氏は2019年、安倍晋三首相(当時)に「桜を見る会」前日の夕食会の問題を追及したことで知られる。

 自民党安倍派に属する松野博一官房長官が派閥の政治資金パーティー収入から裏金のキックバックを受けていた疑いをめぐり、田村氏は「これだけの疑惑を持っている閣僚が政治の中枢にいることは、全く不適切だ。岸田内閣全体に関わる重大な問題だ」と批判した。松野氏や西村康稔経済産業相ら同派事務総長経験者の予算委への証人喚問を求めた。

16:15

松野長官、適切な処理「心がけてきた」

 松野博一官房長官は午後の記者会見で、参院予算委員会で「私自身の政治団体に関しては、適正な経理を行ってきた」と答弁したことについて問われ、「適切な処理を心がけてきたということだ」と述べた。

 これを受けて記者団からは「1千万円のキックバックはないということか」との質問が出たが、松野氏は「派閥において事実関係を確認しており、刑事告発を受けて派閥の政治資金の取り扱い等に関して捜査が行われている」と従来通りの見解を説明。「それらの状況を踏まえて、私の政治団体に対してもあらためて精査する」と述べるにとどめた。

■共産・山下氏「写真を利用し…

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