11月に米大統領選 世論調査でトランプ氏のことを聞く日は来るのか

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藤方聡 斎藤恭之
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 11月の米大統領選で政権奪還を目指す共和党の候補者選び(予備選)が始まりました。初戦となった1月15日のアイオワ州の党員集会では、トランプ前大統領(77)が51%の得票で完勝。7月の党全国大会で指名を受け、本選で民主党バイデン大統領との争いとなることが一層、現実味を増してきました。トランプ氏の言動に再び、注目が集まりそうです。

 朝日新聞の世論調査でトランプ氏の名前を質問文にとりいれて聞いた質問数はこれまでに20を超え、第2次世界大戦後の歴代大統領と比べて飛び抜けています。

 トランプ氏の名前をとりいれた初めての質問は16年10月の調査(電話)でのことです。「アメリカ大統領選について、あなたは民主党のクリントン候補と共和党のトランプ候補のどちらが大統領にふさわしいと思いますか」という質問でした。ちなみに、クリントン氏が79%、トランプ氏は3%でした。

 波乱の大統領選の結果は、トランプ氏の勝利。安倍晋三首相が11月に訪米し、就任前のトランプ氏と会談する異例の出来事もありました。

 直後の11月調査(電話)では、民主党のクリントン氏を破り、トランプ氏が勝ったことについて聞いていて、「よくなかった」が44%、「よかった」が20%。好意的に受け止める人が少なかったといえそうですが、「その他・答えない」が36%もあることから、世論ははっきりと割り切れるような判断がつかなかったのかもしれません。

 米大統領の言動は、政治や経…

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