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　県内の公示地価（1月1日時点）が26日、発表された。県平均では住宅地が1・4%（昨年0・7%）、商業地が2・7%（昨年1・3%）上昇。ともに2年連続の上昇となった。全調査地点の7割近くにあたる832地点が上昇し、昨年（720地点）から大きく増加。コロナ禍からの回復が鮮明となった。

　住宅地の上昇率が全市区町中最高だった明石市。JR明石駅そばでは、マンションの建設が複数進んでいる。地元の富士不動産の担当者は「土地は売り手の希望額より高く買い手がつき、賃貸住宅は前より高い家賃でも決まる。若い子育て世帯の転入が多く、新しめの2LDKは不足している」と話す。

地元でも手が出しにくい

　不動産鑑定士の梶川智保氏に…