【そもそも解説】25年後の自分の姿がわかる? 大阪万博の展示とは

有料記事そもそも解説

箱谷真司
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 Q 大阪・関西万博はどんな催しなのか?

 A 2025年4月13日から半年間、大阪湾の人工島・夢洲(大阪市此花区)で開かれる。「登録博」という幅広いテーマを扱う大規模な万博は、日本では1970年大阪万博、2005年愛知万博に続いて3回目。今回は「いのち輝く未来社会のデザイン」がテーマで、様々な展示やイベントが行われる。

 Q どんな展示が見られるのか?

 A 約50カ国は独自に設計・建設したパビリオンを出展し、自国の文化や技術を紹介する。中国館は各国のなかで最大規模の3500平方メートルの敷地に建てられ、中国古代の書物「竹簡」をもとに外観をデザインした。英国館は積み木をイメージした箱形の建物をいくつか並べた形。内部では「ストーンヘンジ」「ビッグベン」のような有名な景色などの映像を映し出し、実際にその場にいるような没入感を味わえるようにする。

 その他の約100カ国は、日本側が建てたパビリオン内に出展する。パナソニックホールディングスや住友グループなど、民間企業・団体が手がけるパビリオンも13ある。

 Q 主催側はどんな取り組みをするのか?

 A メディアアーティストの…

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この記事を書いた人
箱谷真司
ネットワーク報道本部
専門・関心分野
地域経済、観光産業