和歌山っ子の「漢字の博士」検定が終了 県教委の働き方改革のなかで

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伊藤秀樹
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 子どもたちが自分のペースで漢字を学習できる和歌山県独自の漢字検定試験「漢字の博士試験」が、3月末で終了した。

 「子どもが意欲的に取り組んでいた」などと保護者らに好評だったが、終了の背景には教職員の働き方改革、デジタル教材の普及があるという。

20年は続いてきた検定

 漢字の博士試験は県教育委員会が実施し、県内の公立小中学校、高校、特別支援学校で広く取り組まれてきた。レベルは1級から15級まであり、児童生徒は学年を超えて希望するレベルの試験に挑戦できた。

 試験は学期ごとに1回。1~…

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この記事を書いた人
伊藤秀樹
和歌山総局|事件担当
専門・関心分野
行政、スポーツ、災害、孤独