ハリス氏「マクドナルドでバイト」中間層アピール 公約はバラマキ色

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ワシントン=榊原謙
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 米民主党ハリス副大統領は16日、大統領選に向けた経済公約を発表した。米国民1億人以上に対する減税や、医療費の借金の帳消しなどが柱。物価高(インフレ)対策が選挙の争点となる中、中間層の生活支援に重点を置いたが、バラマキとの批判も招きそうだ。

 「母は家を買うために、10年以上貯金をしていた」「私は小遣いを稼ぐため、マクドナルドでバイトをしていた」

 大統領選の接戦州の一つ、南部ノースカロライナ州。ハリス氏はこの日の演説で、自身も中間層の家庭の出身で、日々の暮らしの苦労を知っているとアピールした。

 こうした演出をするのも、今…

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この記事を書いた人
榊原謙
アメリカ総局|米国経済担当
専門・関心分野
米国経済、世界経済
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