空から歌声が降ってきた 残暑の街に響くアカペラ 金沢に120団体
樫村伸哉
【石川】伴奏のないアカペラを愛好する人たちが24、25日、金沢市に集まった。北海道から九州まで全国の約120団体が参加した「金沢アカペラ・タウン」と題するイベント。夏の終わりの街角に伸びやかなハーモニーが響いた。
今年で15回目。金沢駅、近江町市場、市役所、商業施設の広場など7カ所が特設のステージになった。参加団体は10分間ずつ、練習の成果を披露した。
能楽が盛んな金沢は古くから庭師や大工も仕事をしながら口ずさんでいたとされ、「空から謡(うたい)が降ってくる」と言われる。笑顔で踊りながらの歌声、リズム感あふれるボイスカーパッションもあり、地下道で歌う団体も。訪れた人たちは体を揺らしながら楽しんでいた。
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