湖北を活性化させたい 長浜バイオ大・滋賀文教短大が初の合同学園祭

小西良昭
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 滋賀県長浜市内の2大学が26日、学園祭を初めて合同で開く。滋賀文教短大の「翠湖(すいこ)祭」と長浜バイオ大の「命洸(めいこう)祭」。会場はJR北陸線田村駅すぐのバイオ大だ。湖北地域を盛り上げたいという。

 両校は歩いて10分ほど。文教短大の翠湖祭が50回の節目になるため、この春にバイオ大側へ合同開催を持ちかけた。文教短大は文系で、幼児・児童教育を学ぶ学科などがある。理系のバイオ大と学園祭をすることで、子どもから大人まで幅広い人に来てもらう。学生の実行委員計58人が準備している。

 ビンゴ大会、クラブ・サークルの発表や模擬店、地元生産者の出店など。ステージ企画は26日午後1時半、歌手大原ゆい子さんを招く。アニメの主題歌も歌い、子どもにも人気だという。麻雀(マージャン)プロとの有料対戦会もある。

 27日は、バイオ大単独の学園祭がある。午前11時半からは、田村駅西口のステージでお笑いコンビ「Gパンパンダ」のライブがある。

 ともに2年生で文教短大の熊野翔太さん(20)と、バイオ大の仲地くれはさん(19)は「文系理系の違う大学で『化学反応』をしたい。2校交流で地域を活性化させたい。来年も実現すれば」と話す。

 滋賀文教短大は2026年度以降の学生募集を停止することを決めている。

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