旧ジャニーズ性加害問題 損害賠償470億求め 男性2人が米で提訴
旧ジャニーズ事務所(SMILE―UP.〈スマイルアップ〉)の創業者、故ジャニー喜多川氏の性加害問題で、元ジャニーズJr.の男性ら2人が18日、会社側や関係者らを相手取り、米西部ネバダ州で被害を受けたとして、同州の裁判所に総額3億ドル(約470億円)の賠償を求めて提訴した。
提訴したのは、いずれも日本在住の飯田恭平さん(37)と田中純弥さん(43)の2人。訴状によると、田中さんは15歳だった1997年、喜多川氏とメンバー数人と同州ラスベガスを訪れ、宿泊先のホテルで喜多川氏に性的暴行を受けたという。飯田さんは14歳だった2002年、他のメンバーらと訪れたラスベガスで喜多川氏に性的暴行を受けたと訴えている。
被告としては、スマイルアップ社や同社からマネジメント業務などを引き継いだSTARTO ENTERTAINMENT(スタートエンターテイメント)のほか、旧事務所の社長を務めていた藤島ジュリー景子氏、元副社長の白波瀬傑氏らを相手取っている。
記事後半に、原告の2人のコメント全文を掲載しています。
米国の弁護人が発表した原告…
- 【解説】
スマイル社とSTARTO社は、直接的な資本関係はないとされるものの、タレントのほとんどが移籍し、11月21日付でSMAPの商標権など知的財産を譲渡していることから、STARTOは旧ジャニーズ事務所の実質的な後継会社と捉えられます。 両社の
…続きを読む
ジャニー喜多川氏の性加害問題
ジャニーズ事務所創設者のジャニー喜多川氏による性加害問題。関連ニュースをお伝えします。[もっと見る]