男女平等目指して30年、高齢化で区切り 学校の混合名簿普及に尽力
熊谷姿慧
男女平等社会の実現を掲げて千葉市を拠点に活動してきた女性グループ「ちば女性会議」が結成から30年を迎えるにあたり「30周年記念誌」を発行し、長年の活動に区切りをつける。メンバーの高齢化により、活動の継続が困難になったためだ。来月1日には千葉市男女共同参画センターで、30年間の歩みを紹介する発表会を開く。
ちば女性会議は1994年11月、当時40代の浦野美智子さん(72)、秋山敏子さん(72)、藤沢孝子さん(74)が立ち上げ、95年に約10人で発足した。
社会とのつながり求め模索も
当時は寿退社が当たり前の時…
- 【視点】
【30年もの間、女性差別の改善に取り組まれてきた「ちば女性会議」のみなさん、ありがとうございます】男女混合名簿の推進、バックラッシュとのたたかい、30年ものご活動に敬意と感謝を捧げます。 男女平等社会にはほど遠い、おっしゃる通りです。 私
…続きを読む