森保監督が掲げる「タフに粘り強く」 ルーツは被爆地・広島に

有料記事被爆国から

聞き手・根本快

日本原水爆被害者団体協議会(日本被団協)がノーベル平和賞を受賞します。12月10日の授賞式を前に、二つの被爆地に縁の深いサッカー日本代表の森保一監督に話を聞きました

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 被爆地の広島と長崎で今年、それぞれ平和を掲げたサッカースタジアムが開業しました。「エディオンピースウイング広島」と長崎の「ピーススタジアム」。どちらも爆心地の近くに建てられています。

 サッカー観戦をきっかけに、被爆地の悲惨な歴史に触れてもらい、「スポーツができるのは当たり前ではない」ということを、改めて一人ひとりが感じてくれたらと思います。

 小学校から高校までは長崎で暮らし、広島では選手・監督として長年過ごしました。「長崎生まれ広島育ち」です。原爆や核に関するニュースを見聞きする中で、自然と平和について考えるようになりました。

 サンフレッチェ広島の監督を…

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