「難」「災」「悪龍」。年代順に並ぶ7基の石塔は古いものほど欠けているが、目をこらせばそんな刻字が判読できた。訪ねたのは宮崎市の日向灘沿岸。江戸期に起きた地震の記憶を子孫に伝えるべく住民が半世紀ごとに建て増した石塔群を見た▼1662年秋に起きた「外所(とんどころ)地震」。住民が一夜で島ごと海中に没し…
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- 【視点】
自然災害の経験や教訓を後世に伝えるために建立された自然災害伝承碑に刻まれた言葉。その言葉が力を発揮できるためにも、いつ起こるかわからない災害を“どれだけ想像できるか”ということの大切さを伝え、次なる災害に備える。<防災362年>は、防災を文
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