番外・天声人語 祈りの石塔、防災362年

有料記事番外 天声人語

論説主幹・山中季広
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 「難」「災」「悪龍」。年代順に並ぶ7基の石塔は古いものほど欠けているが、目をこらせばそんな刻字が判読できた。訪ねたのは宮崎市の日向灘沿岸。江戸期に起きた地震の記憶を子孫に伝えるべく住民が半世紀ごとに建て増した石塔群を見た▼1662年秋に起きた「外所(とんどころ)地震」。住民が一夜で島ごと海中に没し…

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この記事を書いた人
山中季広
論説主幹
専門・関心分野
日本の立ち位置、民主主義の先行き
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    杉田菜穂
    (俳人・大阪公立大学教授=社会政策)
    2024年12月9日14時56分 投稿
    【視点】

    自然災害の経験や教訓を後世に伝えるために建立された自然災害伝承碑に刻まれた言葉。その言葉が力を発揮できるためにも、いつ起こるかわからない災害を“どれだけ想像できるか”ということの大切さを伝え、次なる災害に備える。<防災362年>は、防災を文

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