政治資金の第三者機関設置、公明が国民民主と法案共同提出の方針

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今野忍
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 自民党派閥の裏金問題を受けた政治改革をめぐり、公明党は9日、政治資金の流れを監視する「第三者機関」を新たに設置する法案を国民民主党と共同提出する方針を固めた。与党の一角である公明が、自民ではなく野党と法案を共同提出するのは極めて異例。

 自民や国民民主は、第三者機関の設置先を国会にすることを念頭にしている。それに対して、公明はこれまで、公正取引委員会などと同様、独立性が強い「3条委員会」として行政に置くと主張していたが、方針を転換することになる。

 関係者によると、衆院で24…

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この記事を書いた人
今野忍
政治部|与党担当
専門・関心分野
国内政治、外交・安全保障