「核兵器も戦争もない世界を」 ノーベル平和賞記念し掲げる 札幌
新谷千布美
日本被団協(日本原水爆被害者団体協議会)のノーベル平和賞受賞を記念し、北海道ノーモア・ヒバクシャ会館(札幌市白石区)に10日、「核兵器も戦争もない世界を、ともに」とするプレートが新たに設置された。
プレートは縦4・8メートル、横1・2メートル。原爆ドームを模した屋根のオブジェの近くには折り鶴のマークも取り付けられた。
3歳で広島で被爆した上山睦恵さん(82)は「若い世代にも自分のこととして考えてほしい」と話した。
父親が広島で被爆した小野崎亨さん(70)は「札幌にもこんな会館があると、ノーベル賞受賞によって知る人が増えた。大きな後押しになっている」と笑顔を見せた。
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