「混乱いつまで」疲弊する職員、大量の電話今も 斎藤知事就任1カ月

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島脇健史 添田樹紀
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 兵庫県の斎藤元彦知事の2期目がスタートして19日で1カ月。知事選で掲げた公約実現のため、斎藤氏は新年度予算案の編成に向けて庁内で協議を進めているが、肝心の県職員との関係改善は模索が続く。

 斎藤氏は18日の定例記者会見で県職員との関係改善について問われ、「政策協議をしっかり意思疎通しながらやってきた。(今後は)幹部とざっくばらんに意見交換ができれば」と述べた。

 再選2日後の11月19日。斎藤氏は県庁であった就任式で「大変なご迷惑をおかけした。謙虚な気持ちでもう一度頑張っていくので、お力添えをいただきたい」と職員らに呼びかけた。

夏から始まった「感謝の言葉」

 内部告発文書にあった疑惑の…

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この記事を書いた人
島脇健史
神戸総局|選挙・震災担当
専門・関心分野
地方行政・選挙、気象・災害、地域医療
添田樹紀
神戸総局|兵庫県政
専門・関心分野
国内政治、東南アジア、性的マイノリティ
兵庫県の内部告発文書問題

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