努力でつかみ取った劇場公演センター 坂本理紗は「伝説の魚」になる

有料記事NMB48のレッツ・スタディー!

構成・阪本輝昭
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レッツ・スタディー!経済編(番外) 坂本理紗さん

 「NMB48のレッツ・スタディー!」経済編は2021年11月の掲載開始から丸3年を迎え、4年目に入りました。今年12月24日配信の経済編第29回のテーマは「クリスマスと経済」。連載3周年を記念して、今回、経済編を担当してくれているNMB48のメンバー3人に、毎年のクリスマスの楽しみ方や今年1年のふり返りをアンケート方式でつづってもらいました。経済編の「番外編」としてお届けします。

 NMB48の8期生で、12月24日に16歳の誕生日を迎えた坂本理紗さんの回答です。

     ◇

誕生日がクリスマスイブ! 心に残る思い出は…

 ――12月24日はクリスマスイブでもあり、坂本さんの誕生日でもあります。心に残るエピソードがあれば教えてください。

 坂本 小学生の時、友達に「みんなでクリスマスパーティーしよう」と誘われて行ったら、みんなが誕生日のお祝いをしてくれたことです! サプライズだったので最初は何が何だか分からなかったのですが、みんながプレゼントを用意してくれていて、とてもうれしかったのを覚えています。

 ――クリスマスに必ず買うもの、必ずするイベントなどがあれば教えてください。

 坂本 カニ鍋を食べます! カニが大好きなので、小学校の頃は親戚で日帰り温泉旅行に行ってカニ鍋を味わっていました。コロナ禍があったり、私がNMB48に加入したりで最近は行かなくなってしまったのですが、家では絶対にカニ鍋を食べます!

 ――サンタクロースから過去にもらったプレゼントはありますか。

 坂本 小学校に上がる前のクリスマスに、ベッドと勉強机をもらいました! 机の上にベッドがついている2段式で、うれしくてもらったその日に組み立てました。ベッドをもらったのでその日から一人で眠るようになり、大人の階段を一歩登った感じがしてうれしかったです。

NMB48のみんなでクリスマスケーキを作るイベントは?

 ――サンタさんに欲しいものをどうやって伝えていましたか。

 坂本 小学校の時は毎年手紙を出していました。1週間ぐらい前に書いて、親に預けていました。あと、リクエストの手紙とは別にもう一枚「プレゼントありがとう」の手紙を24日、寝る前に枕元に置いていました。翌朝、手紙とプレゼントが入れ替わっていてうれしかったです。

 サンタさんは、小学校卒業とともに来なくなりました。最近は、親がサンタさんの代わりにプレゼントを手渡してくれます。サンタさんは来てくれなくなりましたが、親と一緒に欲しいものを買いに出かけたり、欲しいものを相談したりするのは、それもそれですごく楽しい時間です。

 ――クリスマス前後にNMB48として取り組んだら面白いのではないかと思うイベントがあれば教えてください。

 坂本 NMB48のみんなでクリスマスケーキを作りたいです! みんなでわちゃわちゃ作りたいですし、ケーキが大好きなので、みんなの作ったいろんな種類のケーキを食べ比べしてみたいです。

劇場公演200回を達成 自分にとって「一番大事な場所」

 ――今年(2024年)、坂本さんが一番頑張ったと思えることはなんでしょうか。

 坂本 劇場公演です。12月6日に、劇場公演出演200回を達成しました。学業と両立しながらのアイドル活動は楽ではありませんが、一つひとつの公演に思い出深い出来事やメンバー仲間とのエピソードがあります。

 アイドルとしての自分にとって原点であり、一番大事な場所だと思えます。

 8月には、「なんばらえてぃー」公演で人生初のセンターを経験させていただきました。9番手のポジションから始まった「なんばら」公演です。

 公演を大切に思い、ファンの方々の後押しを受けながら、一歩一歩歩いてきてついにたどり着いたセンターポジション。幕が開いた瞬間、私の視界をさえぎるものは何もなく、客席をステージの真ん中から全て一望できたときの感動は永遠に忘れることはないと思います。

東京出張ライブ、14周年ライブ それぞれの振り返り

 ――9月21日に東京・日比谷野音で開かれたNMB48ライブにも出演しました。どんな思いを込めて取り組んだでしょうか。

 坂本 東京ライブに参加する25人が第一陣として発表された際には名前が呼ばれず、すごく悔しい思いを味わいました。その悔しさと、後日、追加メンバーに選んでもらえたことのうれしさ、感謝。それらを全部忘れずに頑張ろうと思って取り組みました。

 ――出演してみてどんな感想をもちましたか。

坂本 私にとっては初めての野外コンサートだったのですが、とっても暑くて! 気温だけではなく、ファンの皆さんの熱気が押し寄せてくる感じで、盛り上がりを感じました。とても楽しかったです。

 ――東京でのライブ当日、自分なりに一番うまくできたと思うことを教えてください。

 坂本 「伝説の魚」です! 私は初めてやらせていただいた曲なのですが、ダンスが難しく、振り付けの中での決まりごとも多々あり、前のほうにいる先輩たちに埋もれないよう、最も練習を重ねた楽曲です!

 ――当日のライブで、自分なりに「もう少しここを頑張りたい」と思ったポイントがあれば、それも教えて下さい。

 坂本 今回の東京ライブでは既存の振り付けではなく、新たな振り付けをしてもらう楽曲も多くて。振りを間違えないことにとらわれてお客さんをしっかり意識できていなかったかも……と思います。次に新規の振り付けを与えられた時は、パフォーマンスをきちんとこなすことはもちろん、盛り上げることも忘れたくないなって思います!

「かっこいい坂本理紗」も見せていきたい

 ――10月にあった14周年コンサートの感想や、今後、どのようなアイドル像をみせていきたいか教えてください。

 坂本 14周年コンサートは、私にとっては3回目となる周年コンサートでした。

 今回は8期生が一番の先輩となる若手世代の楽曲「さらば純情」の初披露もありました。

 前2回は先輩方の背中を必死に追いかけることで精いっぱいでしたが、今年のコンサートは先輩として私が背中を見せられるように頑張りたいと思って取り組みました。

 今回、メンバーが紅・白の2組に分かれてそれぞれ曲を初披露させていただく場面があったのですが、私は白組の一員として「愛が終わってもSelfish」を披露させていただきました。紅白曲がある、と聞いた時には、かわいい系統の楽曲を担うイメージがある紅組かなと予想していたので、かっこいいダンス系を歌う白組に選ばれてびっくりしました。

 東京でのライブでは「伝説の魚」という、かっこいい系統のダンス曲を頑張りました。

 表現の幅をいろいろ広げてゆくなかで、「かっこいい坂本理紗」もお見せできるよう、いっそう頑張りたいと思います!

プロフィル

 さかもと・りさ 08年、兵…

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この記事を書いた人
阪本輝昭
コンテンツ編成本部統括マネジャー代理
専門・関心分野
労働、司法、芸能、歴史