アルコール、薬物…依存症離脱から20年の2人が体験を語る意味

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 アルコールと薬物。それぞれ違う依存症に苦しんだ2人の男性が、ともに離脱から20年を迎えた。今は依存症の回復支援活動に実名で携わる2人に、どんな体験を重ねてきたのか聞いた。

 アルコール依存症だった野添透さん(53)は中学時代、シンナーにはまった。何度も警察に補導され、両親が不良仲間のいない九州に転居を決めるまで続いた。

 「小学校の時は殴る蹴るを含めたいじめを受ける毎日。両親は仕事の関係で夜に家にいないことが多く、その反動だったと思う」。父と話し合い、高校には行かず職業訓練校に行くことにした。

■仲間と飲むのが楽しかった…

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