「静かにして」3歳息子を布団で巻いた母 法廷から社会に訴えたこと
泣き声を聞かれたら、また虐待を疑われる――。そう考えた母親(28)は、泣きやまない幼い息子に布団を巻くようになった。何度目だったか、息子は息をしていなかった。傷害致死罪に問われた母親が、法廷で訴えたことは。
12月17日、千葉地裁での初公判。黒のスーツ姿で眼鏡をかけて出廷した永沼楓月(ふづき)被告は、「間違いありません」と起訴内容を認めた。
被告は2022年2月4日午後11時過ぎ、千葉県我孫子市の自宅で、息子(当時3)の頭部を覆うように布団を巻いて放置し、翌5日午前1時半ごろ吐いた物による窒息などで死亡させたとして、傷害致死罪で起訴された。
検察側の冒頭陳述や被告人質問などから経緯をたどる。
被告はインターネットで出会った元夫と交際を始め、妊娠を機に結婚した。18年12月13日、奏良(そら)くんが生まれた。
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弁護人「妊娠がわかった時、どんな気持ちだったか」
被告「うれしかったが、不安…
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- 【視点】
号泣しながら読みました。"異常な人が異常なことをした"のではないのです。 パズルのピースが、1つ、また1つと、だんだんはまっていって、最後のピースがはまった時には最悪の地獄が待っていた・・・そんな出来事に思えます。 起こしてしまったことは取
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