「クーデターと解釈してよい」前副知事、正当性を主張 兵庫県百条委

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島脇健史
【動画】兵庫県の片山安孝・前副知事が県議会調査特別委員会(百条委)の証人尋問に臨んだ=代表撮影
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 兵庫県の斎藤元彦知事らが内部告発された問題で、県議会の調査特別委員会(百条委員会)は25日、告発者の元西播磨県民局長の公用パソコンを回収するなど、県の内部調査で中心的な役割を担った片山安孝前副知事に対する証人尋問を行った。

 片山氏への尋問は9月、10月に続いて3度目。過去の尋問では、元県民局長のメールを県が調査した際に「クーデター」という言葉が見つかり、公用パソコンにも「(斎藤県政の)転覆計画を実行に移そうとした資料があった」と発言。「(県政に)大きなダメージを与えようとする不正な目的があり、公益通報に該当しないと考えた」と述べていた。

 今回の証人尋問は、片山氏が元県民局長の告発文書を「不正な目的」と主張する根拠などを確認するため、新たに公用パソコン内の資料について県に提出を要請。委員らは事前に県側から提出を受けた非公開の資料に目を通し、片山氏に質問した。

 増山誠委員(維新の会)から…

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この記事を書いた人
島脇健史
神戸総局|選挙・震災担当
専門・関心分野
地方行政・選挙、気象・災害、地域医療
兵庫県の内部告発文書問題

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