野辺地町で初の百条委、工事入札巡り設置、初会合
鵜沼照都
青森県野辺地町議会が、町工事入札をめぐり談合や予定価格漏洩(ろうえい)の疑惑があるとして、地方自治法第100条に基づく調査特別委員会(百条委員会)を設置し、26日に初会合を開いた。今後、月1回ほどの頻度で会合を開くなど運営方針を確認した。
同町議会が12月定例会最終日の6日、百条委の設置を可決していた。同町議会が百条委を設置するのは初めて。
会合では議会事務局から、調査の対象や範囲、権限などについての説明があった後、運営方法などを確認。当面は6月25日に入札が行われた「烏帽子岳線舗装補修工事」の入札を中心に調査を進めていくという。
同工事は、最低制限価格から消費税などを除いた最低制限比較価格が1629万4184円。6社が参加した入札では、2社がまったく同じ価格を提示。くじ引きで落札者が決まっていた。
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