和歌山県内の新成人8244人、95年から半減、過去最少 8年連続で減少

松永和彦
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 和歌山県は、2025年の新成人が8244人になると発表した。前年より401人少なく、8年連続の減少となった。調査を始めた1983年以降、過去最少を更新した。最多だった95年の1万5979人からほぼ半減している。

 県こども未来課によると、2025年の新成人は04年4月2日~05年4月1日生まれ(太地町、古座川町は05年4月2日~06年4月1日生まれ)の人数。成人年齢が18歳に引き下げられたが、県は20歳を対象に調査している。

 県内30市町村でみると、前年と比べ6市町で増えたが、ほかは減少している。新成人が最も増えたのは有田川町の49人増、次いで御坊市の22人増だった。一方、最も減ったのは和歌山市の159人減。次いで海南市の57人減だった。

 「はたちのつどい」などの式典は、1月3~13日に県内各地で実施される予定だ。田辺市本宮町、太地町、古座川町は8月の帰省の時期に合わせて実施している。

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この記事を書いた人
松永和彦
和歌山総局
専門・関心分野
高校野球、吹奏楽、地方行政