【在任期間2023年5月~2024年10月 肩書等は当時のもの】大学卒業後、約5年間株式会社リクルートに勤務したのち、2009年に映画の道へ。監督・脚本を担当した長編映画『ミセス・ノイズィ』は、2019年東京国際映画祭で日本映画スプラッシュ部門に選出、ニューヨークの映画祭ジャパンカッツで観客賞。脚本家としては、アニメ『紙兎ロペ』や、Netflixで配信中のドラマ『ヒヤマケンタロウの妊娠』などに参加している。
性教育やジェンダー問題と戦争は一見かけ離れているようで深く繋がっているという、最後まで読むと実に納得できるご指摘でした。 「男/女」「敵/味方」など暴力的な二分が、いかに人の尊敬を傷つけ、分断や対立を生んできたかに、今こそちゃんと目を向ける
産後女性の育児ストレスに特化した、腸内細菌叢の研究。 邪推かもしれませんが、男性ばかりの研究チームだったらこのような研究自体が生まれたでしょうか。(生まれたかもしれませんが) 現代は、昔のように大きな家族や地域の中で子供を育てていた時代と
以前ドラマの脚本会議において「主人公(男性)からプロポーズされた女性が、名字が変わるのが嫌で籍を入れるのを拒む」というプロットについて議論していたとき、主に男性参加者から「たかだか姓が変わるだけで結婚に反対する理由になるの?」という意見が多
<日本は今や「世界の古都」>という表現。 しっくりくると同時に、それならそれで悪くないかも、と少なからずポジティブな心持ちになれました。 先日NYタイムズ紙が発表した「2024年に行くべき52ヵ所」では、昨年の盛岡市(ロンドンに次ぐ
オヤオリ、オヤカクの話はさておき、17.2%の親がESを添削しているという調査結果にとても驚きました。 私が就活をしていた頃(約20年前)は、親にESなんて絶対に見せたくなかったし、もし親が自己分析に口出ししてこようものなら全力で拒否したで
先日「くじ引き民主主義」というテーマの記事を読みましたが、こちらは「入試のくじ引き制」。 一見かなり突飛な議論のように感じつつも、どちらも実際に過去に行われており、「金持ちにばかり有利な今の状況を解消する」という点で共通していることに気付き
「あの頃(22年前)から何も変わっていない」 この問題の核にあるのは、麻生氏のような議員が権力を持ち続けられる選挙制度のあり方、ではないかと感じます。 世の中の人がこれだけ時代錯誤だと感じる価値観を引きずった人物が、いまだに政権の中枢で
<支援を受ける側も〜(中略)自分たちの活動が社会や経済にどういう良い影響をもたらすのか。きちんと説明しないと、社会に対する責任を果たせず、納税者の理解も得られません。>という部分が、どうも腑に落ちませんでした。 納税者の理解を得られるよう
<「明るい世界」だと思って生きてきた戦後日本の社会で、実はフツフツと「戦争が終わらない人」が大勢いた> 私も最近になってようやく、このことを知るようになりました。 もちろん私自身の勉強不足もありますが、やはり私の祖父母世代である戦争経験者
「政治には金がかかる」と言うのは、ほぼ「選挙には金がかかる」でしょう。 金がある人達が選挙に勝ち、そこにまた金が集まる構造には、首を傾げざるを得ません。 また、個人的にはそれと同じくらい、政治家がみな選挙にばかり必死になっている現状にも
被災自治体の職員が疲弊している、という報道を何度も目にしました。 自らも被災しながら、初めて向き合う山積みの課題に対応する大変さを思うと胸が痛みます。 全国の自治体から応援職員も派遣されていますが、必ずしもノウハウがある人材ばかりではないと
「他者を非人間化してしまうこと」がなぜ起こるのか? 私には全く理解できませんが、過去の戦争の歴史を振り返れば、時として人間はその「毒」におかされてしまうことが分かります。本当に悲しいことです。 なぜおかされてしまうのか? 一体どう説得すれば
<効果は性別に関係ない可能性があると、研究チームはみている>とありますが、私もそう予想します。 「男性の涙を嗅いだ男性」や「男性の涙を嗅いだ女性」、ほか性的マイノリティ含めたあらゆるパターンで同じ効果が得られるのではないか。 そうなると「自
「まあ、捏造ですね」と内部の人が証言するほど強引で無茶な捏造事件にもかかわらず、控訴するなんて。メンツのためなのでしょうか。 人質司法と呼ばれる長期の勾留が続き、適切な医療を受けられずにお亡くなりになった方のことを思うと、本当に胸が痛み怒
ちょうど昨日、NYタイムズの「2024年に行くべき52カ所」が発表され、昨年の盛岡に続き、今年は山口市が第3位に選ばれました。 昨年1位のロンドン、今年2位のパリなどと並べられると、「なぜ盛岡?」「なぜ山口?」と一瞬ハテナが浮かぶ人は多いの
「私は将来をあまり悲観していません」「落ちつくところに落ちついていく」 ゆるりと悠長なようでいて、なんと力強い言葉でしょう。 私も長谷川先生に同感です。もちろん一時的、局所的には深刻な人手不足は起こるでしょうが、それでも人間はなんとか仕組み
<『努力ができる』ということにも50%ぐらいの遺伝率があります> こうして数字で示されると、思わず人に話したくなります。 遺伝による才能の差については、これまでも誰もが感覚的に理解していたと思いますが、「頑張れる才能」さえも遺伝している
「駅に降り立つと、そこはホテルのフロント」 このコピーだけで、観光客を惹きつける魅力としては十分ではないでしょうか。 莫大な設備投資をしなくても、面白いアイディアひとつで、地域の資源を活かして新しい価値を生み出すことができるのだと膝を打ちま
『答えの出ない事態に耐える力』 もうまさにこれです、と声を大にして言いたいです。 私自身、スマートフォンを開けばすぐに答えが見つかる、効率よく情報を得られる、それが当たり前の生活を続けていると、「分からない」状態でいることが普通でなくなり、
電車の中で記事を読みながら、泣いてしまいました。 学生時代、私もフジファブリックの曲を聴き、泣きながら大学から帰っていました。そういう事が何度もありました。 そのときに見た地元の何でもない幹線道路や、商店街や、雨や夕焼けの日常の景色が、